spicaspoon の spicaさんより オーダーをいただきました。 ロシアより取り寄せたという鉱物 （シュンガイト）を使ったキャンドル。

わたしにとっては初めまして、の素材で ロウと混ぜたらどんな風になるのか、 そこからのスタートでした。

真っ黒で炭のような質感、ロウに入れると ざらざらとした細かい石の部分が 沈殿する感じ。

普段使うキャンドル用の顔料とは明らかに 違いました。 その特質を生かして。

一つ目の四角柱は 融点の高いロウを配合して器にし、 その中に普通のロウを。 器は不透明で全く光を通さない質感なので 中の色と、黒に光が反射する様子を 楽しんでいただくタイプです。

もう一つの円柱はspicaさんのご希望で インディゴブルーに見えるように  色の層を重ねています。

表面はグレー～黒に見えますが透明感があり、 灯すと側面はインディゴブルーに。 同時に中の色も楽しんでいただけるもの。

ロウに入れると色が分離したりと なかなか手ごわかったですが、 それだからこそ完成した時には喜びもひとしお。

頭で考え形にしたものよりも、 途中から無作為で作ったものの方が いいものが出来上がったというのも 面白い体験でした。

自分からは出ない発想。 そして、なかなかもらえないアイデア。

とても楽しかったー＊

面白いアイデア＆刺激をくださったspicaさん。 本当にありがとうございます＊＊＊

どうぞ楽しんでいただけますようにー！