2020/11/04 16:16

色覚の違い⓵ 2020.11.4


色の勉強をしている中で、心との関係に行く前に
身体的な方面に興味があり・・・
今テキストから離れて脱線中です。
色の見え方について調べ始めたところ
いくつか分かったことがありましたので
書いてみます。

かつての色盲や色弱と呼ばれた人たちは
色の見え方によって色覚P型,T型,D型,A型と
呼ばれているようです。
先天性の上記4タイプは日本人では男性は20人に
1人、 女性では500人に1人いるといわれており
女性の中でも表には出ない保因者は10人に1人の
割合になるそう。

例えば緑色が分かりづらいDタイプの場合、
緑色は暗く墨色に近い色や茶色に近くなり、赤色も暗く茶色に近くなる。
赤、緑がどちらも似た色合いに見えることになります。
(写真の色は実際に話を聞き表した色ですが、 色の幅があると感じたため2タイプ載せています。)

信号は光の場所で分かるとしても、点滅では分かりにくい、 機械のオンオフに使われるような小さな赤緑のライトが 分かりづらい、などと日常生活で当たり前とされる色の区別が しづらくなるそうです。
小さな子の場合、絵を描いたときに実物と違う色使いをすることも。

小学校では差別につながるという考えから
2003年より10年ほど全員対象の色覚検査が行われなくなり
その間に関心は薄れ、進路に対する配慮がなされず、 就職活動の際に夢をあきらめざるを得ないケースが 出るなど問題が出ているとのこと。
今も検査の実施には賛否両論あるようですが・・・

自分の色覚の特性を知るというのは
とても大切なことのように感じます。

次回に続きます・・・☆